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Black Wooden Beads Rosary with Silver Leaf Cross

静謐な美しさを持つ深い黒のウッドビーズと、植物の葉がクロスに絡む、非常に希少なアンティークロザリオ。

植物の葉が十字架に絡みつくデザインは、伝統的なカトリックのロザリオや十字架では滅多に見られない意匠です。

このロザリオはおそらく19世紀末から20世紀初頭のアールヌーボー期に製作されたもので、自然界に見られる植物や曲線的なモチーフを取り入れられています。

深みのある黒いウッドビーズは、表面に控えめな艶があり、手作業で磨かれたような温かみを感じます。特に木製ビーズはフランシスコ会(Franciscan Order)などの修道士たちが好んで使用しました。

また植物はしばしば「生命」や「成長」、そして「復活」を象徴します。

十字架と植物が組み合わされることで、キリスト教における復活のメッセージが視覚的に表現されている可能性も。葉が絡むモチーフは、命が新たに芽吹き成長するとう意味もあり、苦難(十字架)から新しい生命(葉や植物)が生まれるというメッセージが隠されている可能性があります。

またキリスト教の象徴として「イエスは真の葡萄の木である」(ヨハネの福音書15章1節)という言葉があります。この言葉はキリストと信者たちの繋がりを示すもので、葡萄の蔓や葉が宗教芸術に登場するきっかけともなっています。

ロザリオは、カトリック信仰において祈りの際に用いられるアイテムですが、その装飾的な美しさからファッションアイテムとしても高い人気があるアイテムです。中でもこちらのロザリオは非常に貴重で、歴史的なアイテムとしてもコレクタブルで素晴らしいものです。


⚫︎ 素材| ウッドビーズ シルバー メタル
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代|C.1890-1910年代頃
⚫︎ サイズ | クロス縦5.5cm 横3.2cm チェーン縦36.5cm
⚫︎ 重さ|18.5g

当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。


Sale price$292.00

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