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忘れな草 "Forget me Not" ブローチ


ガラスの奥から静かに浮かび上がる忘れな草。

繊細なインタリオ技法によって立体的に刻まれた花々が、まるで時間を閉じ込めたかのように儚くも美しく咲き続ける、英国アンティークのブローチ。

奥行きを感じるインタリオ技法と、透明なガラスが生み出す幻想的な美

デザインや技法

ブローチの中心には、透明度の高いガラスに、「インタリオ(Intaglio)」技法によって繊細に彫り込まれた忘れな草の花束が描かれています。インタリオとは、ガラスや石の裏側に模様を彫刻し、彩色を施すことで、表側から見ると奥行きを感じる浮き彫りのような効果を生み出す技法です。

光を受けるとガラスの表面が柔らかく輝き、花々の輪郭が際立ち、まるで小さな奇跡を閉じ込めたかのような神秘的な美しさ。

時代背景と忘れな草の意味

忘れな草は「真実の愛」や「永遠の記憶」を象徴する花として、ヴィクトリア朝時代(1837-1901年)のジュエリーに愛されたモチーフ。特に、センチメンタルジュエリー(感情を込めたジュエリー)のモチーフとして、愛する人を想う証やメモリアルジュエリーとして大切にされてきた歴史があります。

このブローチが制作された頃は、エドワーディアン(1901-1910年)からアールデコ(1920-1930年代)へと移り変わる時期。エドワーディアン期には、繊細でロマンティックなデザインが好まれ、優美なフローラルモチーフが多く取り入れられました。その流れを受け、このブローチもまるで花をそのままガラスの中に閉じ込めたような儚げなデザインです。

アールデコ時代(1920-1930年代)には、ガラスを用いたジュエリーが人気を博し、特にインタリオ技法による装飾は、チェコスロバキアやフランス、イギリスで数多く制作されました。 

シルバーフレームとクラシカルなミルグレイン装飾

このブローチの縁を囲むフレームには、シルバーが使用され、細かなミルグレイン装飾が施されています。ミルグレインとは、極小の粒を並べたような繊細な装飾技法で、ジュエリーにクラシカルな気品を与えてくれます。

コンディション

よく見ると、ガラス上部にスッと欠けがあります(5枚目画像中心参照)表面は指で触れても非常に滑らかです。コンディションは価格に反映しております。


⚫︎ 素材| ガラス シルバー
⚫︎ 買付国|イギリス
⚫︎ 年代|C.1910 - 1930
⚫︎ サイズ | 縦2.8cm 横2.2cm
⚫︎ 重さ|8g


当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。





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