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Salmon Pink Mother of Pearl Necklace

月光のような優しい輝きのマザーオブパールと、サーモンピンクの染色が首元を柔和に魅せてくれるネックレス。

おそらく19世紀末から20世紀初頭(ヴィクトリア後期~エドワーディアン期)にかけて制作されたと考えられます。チェーンに連なるのは自然素材のマザーオブパール(白蝶貝)。その表面は柔らかなサーモンピンクの光沢をまとい、見る人を魅了します。

このネックレスに使用されているシェルビーズには自然の色彩を活かしつつ、当時の染色技法が使われています。当時は植物由来の天然染料や、化学染料が出始めた頃。染色後には熱処理や磨き加工が施されることで、シェルビーズには独特の艶と深みのある色彩が生まれています。
さらに、ひと粒ひと粒に微妙な色の濃淡や自然な模様があり、機械的な均一さとは異なる手仕事の温かみが感じられる点も魅力です。

19世紀末から20世紀初頭にかけては、ヴィクトリア朝後期の重厚で装飾的なデザインから、エドワーディアン期に移行するにつれ、ジュエリーのスタイルがより軽やかで
自然の美しさを取り入れたものへと変化していきました。

留め具には、19世紀末から20世紀初頭に広く使われた、差し込み式のクラスプ(Push-in Clasp)が採用されています。棒状の金具を筒状の穴に差し込み、内部のスプリング機構で「カチッ」と固定する仕組みは、実用性とデザインのバランスが取れた当時ならではの工夫です。

このネックレスのサーモンピンクの穏やかな輝きはとても肌馴染みがよく、首元を柔和でフェミニンな雰囲気に引き立ててくれます。


⚫︎ 素材| マザーオブパール シルバーメタル
⚫︎ 買付国|フランス
⚫︎ 年代| 19世紀末から20世紀初頭頃
⚫︎ サイズ | チェーン長さ 40cm
⚫︎ 重さ|17g

当店では、ご購入前に商品細部までご確認いただけるよう、マクロレンズ(昆虫の毛や機械式時計のムーブメントなど、緻密な撮影ができるレンズ)で撮影をしております。そのため、肉眼では見えない微細なダメージや経年変化が気になる場合がございますが、実際に見ると気にならない程度であることがほとんどです。


Sale price¥17,800

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Salmon Pink Mother of Pearl Necklace
Salmon Pink Mother of Pearl Necklace Sale price¥17,800

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